財務 メール配信 13(税理士・会計士論文)

第13回は純資産会計と金融商品会計です。

純資産会計からは、表示区分について株主資本か株主資本以外かの論点です。純資産の部の表示区分についての典型論点では、①概念フレームワークでは、純資産が資産と負債の差額とされているので、資産・負債性がないから純資産 → ②株主に帰属する(しない)から株主資本(以外)と説明していきます。

純資産の部は、会計理論では「元本か成果か」、会社法では「配当可能か配当不能か」が重視され、制度上は両者の折衷的な表示となっています。それぞれのあるべき論で表示した場合の区分とその理由も確認しておいてください。

金融商品会計からは、有価証券の発生・消滅の認識、期末時価評価です。発生の認識は約定日基準と引き渡し基準に関連させて、消滅の認識は条件付金融資産の譲渡に関連させた空欄補充問題です。解説も記述例としてキーワード中心に覚えておいてください。期末時価評価は、評価益の収益認識の論点と表裏一体です。この点を意識して072は両見解を対比させて覚えるようにしましょう。

以上です。