監査基準改訂論点~追加講義

公認会計士・監査審査会による「出題範囲の要旨」の公表を受けて監査基準の平成30年改訂について追加レジュメと解説動画をお届けしています。

平成31年1月18日に公表された「出題範囲の要旨」には以下の追加記載がなされました。


「なお、平成 30 年7月5日に企業会計審議会から公表された「監査基準の改訂に関する意見」の内容は、出題範囲に含まれることに留意されたい。」


そこで、平成33年3月決算(平成32年4月開始事業年度)から適用となる、改訂監査基準中の「監査上の主要な検討事項」についても出題範囲に含まれると考えて解説しています。ただし、監基報701号「独立監査人の監査報告書における主要な検討事項の報告」は、現時点では公開草案の段階であり、出題の中心はあくまでも「監査基準の改訂」と考えられます。

今回の追加講義は短答対策・論文対策を特に区別することなく解説していますので、短答対策として利用される場合には「監査報告書の記載区分の変更」や監査上の主要な検討事項であれば「監査上の主要な検討事項の決定方法」「他の記載事項との関係性」等に重点を置き、論文対策として利用される場合には、「今回の改訂の背景・趣旨」「監査上の主要な検討事項の性質や記載の効果」等に重点を置いて学習するようにしてください。

以上です。