財務会計メール配信05(会計士論文・税理士)

第5回は固定資産の総論からです。

固定資産の取得原価の論点からは、まずは借入資本利子の取得原価算入の是非です。連続意見書をベースとする、古い論点です。一言で言うと「費用収益対応の原則」が論拠の典型論点です。

無償取得資産の時価評価も典型論点です。「比較可能性確保」が論拠ですね。

一番重要なのは、交換により取得した資産の取得原価で、「投資の継続の有無」を「同一種類・同一用途か否か」で判断して帳簿価額か時価を選択します。これは同時に交換損益を認識するか否かにつながるため、「リスクからの解放があるか否か」の判断にも通じます。出題意図に合わせて説明できると良いですね。


固定資産の減価償却の論点からは、棚卸資産の費用化との比較、固定資産の流動化、減価償却方法の選択といった伝統的な論点を取り上げています。現状、出題可能性が低い内容が多いですが、簡潔に答えられる程度には確認するようにして下さい。

以上です。

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