平成31年度第Ⅰ回短答答練~監査論
監査論の短答答練では、過去5回の本試験とおおよそ出題分野を合わせて作成しました。よく間違える分野があれば、重点的に復習して下さい。中でも、制度論は出題内容が偏っている(類題が多い)ので、正誤を誤った文章について正確な知識を身につけていくことが得点に直結すると思います。
実施論や報告論は範囲が広いため、答練や過去問だけでは難しいところもありますが、他の科目と比べると過去問との類似性が高い科目ですから、答練や過去問を解いてみて、ご自身の知識が曖昧な部分を中心にテキストに戻って周辺論点を確認していって下さい。
現在、パートナー・ローテーション等と監査基準について改訂が進められています。適用前ですから、改訂後の内容を知る必要はありませんが、12月の本試験に適用される現行の規定について正確な知識が問われる可能性は高くなっていると思います。そのため、第1回-問題3や第4回-問題4にあるローテーション制度の正誤問題、各回の問題17前後にある監査報告書の記載事項等については特に意識して復習するようにして下さい。
監査人・監査事務所・監査責任者(監査基準や監基法)、会計監査人・監査役(会社法)、公認会計士・監査法人(金商法)、会員(倫理規定)といった表現については、取り違えや混同が生じやすいようなので、注意して正誤判定するようにしましょう。
以上です。