連結会計と持分法会計の理論対策の章です。計算編は財務会計論Ⅲで紹介しています。本試験の第5問が連結会計から出題されるのが定番化しており、計算だけでなく理論問題も2~3問は必ず出題されるため対策が必要です。
過去問を確認したところ会計処理の説明が多いようです。ただし、連結と持分法の相違に注目したり、経済的単一体説と親会社説に関連させたりと、単純な計算対策の知識だけでは不十分な内容でした。連結会計は計算対策が中心となると思いますが、その際には、採用されている会計処理が親会社説なのか経済的単一体説なのか、会計基準で採用されなかったもう一つの処理があるかどうかくらいは、この章で確認しつつ進めてください。