理論対策(配点:50点)
公認会計士試験では条文知識のみが問われますが、税理士試験では、条文知識だけでなく、条文自体の暗記、通達や質疑対応集をベースにした事例問題への対応まで要求されます。
1. 消費税法の条文を暗記する必要があります。条文の内容を理解し、実際の取引に当てはめることができるようになることも要求されます。条文を効率的に暗記できるように、FINでは、フルカラーの暗記条文集や読み上げソフトを使用した動画を提供しています。
2. 消費税法の理論では、消費税法の課税区分を判定させるような事例問題も出題されます。課税区分の判定は、計算問題を解く上でも最重要なので、過去の本試験問題での売上区分・仕入区分の取引事例をスマホ用の問題集(PDF)を提供しています。
計算対策(配点:50点)
総合問題が2問出題されることもあれば、総合問題と個別問題や、総合問題と簡易課税の問題の組み合わせで出題されることもあります。
1. まず、基本問題を短時間で完璧に解答できるようになることが重要です。このため、FINでは、公認会計士試験の過去問10年分を消費税法Ⅰのテキストに掲載して、解説動画も提供しています。課税区分の判定、複数税率、転用による仕入税額控除の調整などの論点を含んだコンパクトな総合問題を20分程度で満点が取れるまでトレーニングをして、自信をつけてください。
2. 総合問題を速く正確に解くためには、一つ一つの取引について課税区分を的確に判断する必要があります。このため、FINでは、過去の本試験問題での売上区分・仕入区分の取引事例をスマホ用の問題集(PDF)にして提供しています。これが税理士消費税法の試験を突破する上での最も重要なツールになるので、スキマ時間を利用して、繰り返し、スマホ用問題集を解いてください。
3. 消費税法の計算問題は、資料に与えられる取引量がとにかく多いのが特徴です。課税区分の判定や居住用賃貸建物に係る仕入税額の調整などを瞬時に行えるようになっていないと、時間内に解ききるのは厳しいです。ほとんど考えている時間はないので、繰り返し良質な総合問題を解いて、スピードをつけておく必要があります。税理士試験に合格するための最も良質な総合問題は、税理士試験の過去問です。このため、FINでは、9年分の過去問に解説動画をつけた計算問題集を提供しています。過去問集でトレーニングを積んで、答練で仕上げることで、他の受験生に負けない計算力を養うことができます。